

大下図を大切にする会
「大下図で試行錯誤し、色や形、そして線を整理して動きのある画面を作ってゆきます」(DMより) 日本画では、写生による取材を重ね、その上で本画と同じサイズの大下図を描き、本画への道のりを探るプロセスがあります。その過程を大切にする研究会「大下図を大切にする会」です。...


日本画教室その1
10月、初めて日本画を教えました。 今回は、お手本をトレースダウン(念紙取り)、線描で起こし(骨描き)、色を彩色する流れです。 この際、短時間で一作品仕上げるために次の要素を入れてお手本を作成しました。 ・てのひらサイズで ・単純なモチーフを ・単純な色彩で...


宮城県芸術祭、そして
2021年第58回宮城県芸術祭絵画展にて、仙台市長賞をいただくことができました。選んでくださった方々、見てくださった方々、ありがとうございます。 今回は苦しみました。小下図、大下図と本画の乖離が激しく、出品をやめようと何度も思いました。当初考えていた、線描で表すプランでは、...


美工筆
個展が終わったら、バリにも台湾にも2,3週間滞在して 初めての「写生だけする旅行」を・・・と考えていた2019年。 2020年、コロナで夢は潰えてしまいました。でも、何も外国ばかりが写生の題材じゃないよね。 我が国、わが東北。自然豊かな美しい東北。...


日本画教室はじめます
仙台青葉カルチャーセンター様にお声がけいただき、 10月より月2回、日本画教室を持たせていただくことになりました。宮城県芸術祭での受賞作品のデータから、このホームページをご覧になり、長らく開講されてなかった日本画教室の講師にと考えてくださったとお話頂きました。日中は仕事を持...
個展最終日
日曜日はたくさんのお客様にお越しいただきました。 気が付くと、お昼も取らずにもう3時。ちょっと休憩に出た街中の華やかなこと。 コーヒーを飲みながら、次の個展のテーマや自分自身の課題が頭に浮かびます。 5時。 短いような長いような個展が終わりました。...
個展5日目
土曜日、道を行き交う人々の姿が多くなるにつれ、画廊へいらっしゃるお客様も増えました。ご案内を差し上げた方や、通りがかりに立ち寄って下さった方。 お客様との会話の中で、自分では気付かなかった思いが口から出て、びっくりすることがありました。...


個展4日目
昨日は教え子2人(小6)とお家の方が、今日は同僚2人が個展を見に来てくださいました。 社会に一歩出ると、世の中が美術とは全く関わりなく周っていることを思い知ります。それでも、学校の世界は揶揄されるほど身も心も管理されたものではなく、ピュアな気持ちで新しいことを受け入れる要素...


個展3日目
展示スペースの奥に、小さなテーブルがあります。 そこに秋田魁新報が企画してくださった 「第75回春の院展・秋田展」紙上展覧会を展示しました。 憧れ続けて初めて入選した春の院展。 間の悪いことにコロナ禍と重なり、秋田展は中止になってしまいました。...


個展1+2日目
雨も止み、曇り空。画廊隣のコインパーキングから走って駆け込むこともなくなりました。今日もお忙しい中、いらして下さったお客様に感謝です。昼でも夕方でもない時間に仕事が終わり、今日は直接お会いすることが出来なかったのが残念です。...