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日本画教室その1

  • 執筆者の写真: 薫 土屋
    薫 土屋
  • 2021年10月31日
  • 読了時間: 1分

10月、初めて日本画を教えました。


 今回は、お手本をトレースダウン(念紙取り)、線描で起こし(骨描き)、色を彩色する流れです。

 この際、短時間で一作品仕上げるために次の要素を入れてお手本を作成しました。

・てのひらサイズで

・単純なモチーフを

・単純な色彩で

・でも、線描で表現

・かつ、かわいく


 体験したあとも作品を生活の中に生かしてほしいな、と考え、おめでたいモチーフにしてみました。と、いうことで「七宝文様」「だるま」を準備。

 岩絵具は鎌倉朱と、湯島の喜屋で扱っている「エコ岩絵具 セラ」

 天然に比べて発色は劣りますが、価格が安く、初めて岩絵具を扱うには手頃な教材だと思います。朱は、乾くのが早いことと発色の美しさに惹かれ、膠で絵具を練る作業も含め、使うことにしました。


 体験教室では思いの外仕事がはかどり、時間内に出来上がったので、作品の隅に筆で落款風サインも描き込んでもらいました。これがよかった。朱のハンコサインが入ると、画面がぐっと引きしまるのです。不思議なものです。

 次回は少々、複雑な形で挑戦いただく予定です。


 

 
 
 

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